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- 2011/07/31 [レビュー]蒼氷 新田次郎 (新潮文庫) 2011-07-31
- 2011/07/17 [レビュー]還るべき場所 (文春文庫) 2011-07-17
[レビュー]蒼氷 新田次郎 (新潮文庫) 2011-07-31
2011/07/31 22:02:07
↑
「世界一になる理由には何があるのか。2位じゃダメなんでしょうか?」
(゜Д゜)ハァ?
R4「皆様、余震に充分な備えをお願いします。落下物におきをつけください」
→「仕分けで予算削ったくせに・・・。落下物とか何を今更。落選の心配でもしてろ」
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2011-07-31
[レビュー]蒼氷 新田次郎 (新潮文庫) 2011-07-31
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蒼氷 新田次郎 (新潮文庫)
山と女、山男にとっての永遠のテーマであろう。
結局、両方とも満足に得られる人生を送れる人は、稀かもしれない。
富士山の測候所勤務の職業人としての山男と、それを取り巻く同僚や、"自由な"登山家達。
それらの男を辿る線上に、一人の美しい女がいる。
厳冬期の富士山頂と同じくらい心に染みる、女の冷笑。
山男の生きる道と、女性を幸せにする道は、決して両立するとは限らない。
究極の妥協は、果たしてお互いに本当に幸せなのか?
そして、関わった人の死は、他人事ではない。
自らと女性の幸せを放棄し、半ば無謀な山行へと誘われる心情と、それに同調する友。
山男の心理を理解し尽くした著者に敬意を表したい。
[レビュー]還るべき場所 (文春文庫) 2011-07-17
2011/07/17 22:16:01
↑
「世界一になる理由には何があるのか。2位じゃダメなんでしょうか?」
(゜Д゜)ハァ?
R4「皆様、余震に充分な備えをお願いします。落下物におきをつけください」
→「仕分けで予算削ったくせに・・・。落下物とか何を今更。落選の心配でもしてろ」
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2011-07-17
[レビュー]還るべき場所 (文春文庫) 2011-07-17
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笹本稜平・著「還るべき場所」
舞台は、K2やブロードピークといったカラコルム山脈。
久々に、魂を揺さぶられ抉られる様な本に出会った。
自称、元・山男の僕であるが、暫く山から離れた為ほぼ完全に眠っていた本性が、メラメラと再燃してきているのを感じる。
ここ数年、このような本に出会っていなかった。
好きな新田次郎の本とは、また違った趣の山岳小説だった。
人はなぜ山に登るのか、僕もその答えを探しに行ってみたい。
そのために、日々努力したい、と思えた。